法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

TPPを「売国」と呼んでいた自民党の政治家がTPPに署名

和装でTPPの署名をおこなった高鳥修一内閣府副大臣が、2011年5月に公式サイトで下記のように書いていた。
TPPについて(平成の売国) | 高鳥修一 たかとり修一 (衆議院議員 自民党 新潟六区)公式ブログ

私はTPPについて国家主権の放棄であり、平成の「開国」どころか平成の「売国」だと考えている。政治家の中にもいろんな考えや判断があるけれど、TPP問題は日本を守る断固とした決意のある「保守政治家」か否かのリトマス試験紙みたいなものだ。

この文章を読んで、BLOGOSに転載された教育評論家の森口朗氏のブログを思い出した。
教育評論家の森口朗氏が体現する「民主主義」の奇妙さ - 法華狼の日記
SEALDsを批判するため、下記のように主張していたのだ。
太鼓を叩いていた子達に「民主主義」と「民主主義の敵」を教えよう

「民主主義」とは、意見の違う相手の立場を尊重することです。
ですから「平和安全法案」を勝手に「戦争法案」と呼ぶような人達は民主主義の敵です。
与党の人達は、万が一心の中で思っていたとしても、国会の議場で民主党共産党社民党の人達を「売国奴」とは呼びませんし、山本太郎氏を「低能」とも呼びません。

「国会の議場」でこそないが、「万が一」でもなかったし、「心の中」でもなかったようだ。