法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『STAR DRIVER 輝きのタクト』第四話 ワコの歌声

新たな敵が動き出した後、いつもの島に人影はワコとタクトの2人だけ。
背景美術は通常回のままで、群衆のいないカットが積み重ねられる。ロボット戦闘もなく、省力しつつ2人の人となりを主として浮かび上がらせる回だった。これはこれで無駄が少なく状況整理されていて見やすい。
敵との決着はつかず戦闘もなかったが、わりと1話完結ロボットアニメのフォーマットには収まっている。閉鎖環境からの脱出は主人公のロボ搭乗がきっかけとなっているし、物語自体も敵ロボットの作り出した幻覚と戦う内容だ。さらに主人公のロボ搭乗が能動的なため、映像こそ使いまわしでも危機脱出の爽快感がそこそこあり、さほど不満は残らなかった。