以前にも取り上げた*1zamudo氏とやりとりしていて、ひっくり返った。
憲法9条無防備論者による殺人未遂事件 : 週刊オブイェクト
好戦的な平和主義者という人種は、そこいら中に普通に居るものと思った方が良いでしょうね。
まずはJSF氏による上記の発言を見てから、下記コメント欄の抜粋を読んでほしい。なお、JSF氏による上記発言は下記エントリでも引用している。
たしかに9条以前の問題 - 法華狼の日記
hokke-ookami 2009/08/10 08:13
たとえば、イスラム教徒による強盗殺人事件を一つ引いて“強盗殺人するイスラム教徒という人種は、そこいら中に普通に居るものと思った方がいい”とコメントした場合、どのように受け取られるか理解できないものでしょうか。
見ての通り、ある程度まで自由意思で変更できる属性として、「平和主義者」と「イスラム教徒」をそろえた。「人種」という言葉は、一種の表現ではあるだろうが、JSF氏が属性で物事を把握していることを象徴しているとはいえるだろう。
この比喩に対し、おそらく「平和主義者」と「イスラム教徒」の差違を強調する返答がくるだろうと予想していた。しかし、実際のzamudo氏による返答、特に下記引用部分は全く予想外のものだった。
zamudo 2009/08/11 13:05
つけ加えておきますが、イスラム教徒は「人種」ではありません。「民族」の一形態です。
他人の国語能力を疑われる前に、ご自身が正確な日本語を用いてください。
現生人類はホモ・サピエンス1種のみです。(DNA分析による人種分類は除く)
hokke-ookami 2009/08/19 09:29
……実際は民族に関わらず誰でもイスラム教徒になれますが、それはさておきます。
「好戦的な平和主義者という人種は、そこいら中に普通に居るものと思った方が良い」という文章を改変したことがzamudoさんは理解できているでしょうか。zamudoさんの主張では、「平和主義者」は「人種」ということになりかねないのですが。
……どうにも、zamudoさん自身の程度に合わせてさえ、zamudoさんが真面目に返答しているとは思えなくなりましたよ。
zamudo 2009/08/19 20:08
私は、JSF氏の言葉が全て正しいとは論じておりませんが。批判すべき部分もあると答えております。
人種と日本語で一言に書いても、正確にはRaceとSpeciesがあります。そのことは、「現生人類はホモ・サピエンス1種のみです。(DNA分析による人種分類は除く)」とわざわざ書いたことから推察できたはずです。
つまり、前者には広義に民族、あるいはそれに倣うethnic groupという意味も含まれておりますので、前者の意味で用いていたのであれば間違いではなく、後者の意味で用いていたのであれば間違いという話です。
あなたが「人種」という言葉を用いたのがJSF氏に倣うものであるとうそぶくなら、せめて前置くべきでしたし、あなたがそれに倣ってしまった以上、JSF氏に対する批判も無意味でしょう。
あなたは、自分が「間違えていない」という言い訳をするために、自らのミスをJSF氏に押しつけました。
それはつまり、あなたが前述したような言葉の差異には気づいていないことを露呈しています。
私の指摘に反するためにはただ一言、「私が用いた「人種」という言葉は、Speciesの意味ではないですよ」と添えれば、それで済んだ話でしたのに。
そのために必要な情報も与えたにも関わらず、自らのミスをJSF氏に押しつけるあたりに、あなたの人間性が強く現れていますね。
ここで私の人間性が問われる意味が普通に理解できない。誰か解説してくれないだろうか。
そもそも私は属性でひとくくりにする態度を批判しているのだから、「人種」というくくりも否定的に用いるのが当然で、「私が用いた「人種」という言葉は、Speciesの意味ではないですよ」などと返答できるはずがないのだが……