よく方向性をぶらさずに走りきった。
新エネルギーの争奪戦というモチーフは前半まで。後半からは異世界の敵がデータ収集して人間に近づこうとする戦いが前面に出た。最終的に勝利するものの、異世界にとらわれた人々は救えない。その人々の行動は自己犠牲的だが、賛美しているという描写とは少し違う。これはこれで児童文学にも見られる定型だが、スーパー戦隊では少し珍しい。
さすがに初回ほどのリアリティ追及は続かなかったが、それでも限られた制作リソースから可能な限り粗の見えない映像を見せようと最終回まで努力していた。予告映像を見る限り、オープンセットミニチュア手法は次回作でも使われるらしい。
『特命戦隊ゴーバスターズ』Mission1 特命戦隊、集結せよ！／Mission2 13年前の約束 - 法華狼の日記
