法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

GYAOで藤子アニメが大量配信

たしか以前からGYAOストアで配信され、冒頭話だけ無料だったもの。
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00714/v07580/
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00714/v07581/
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00714/v07579/
さすがに全部を見返すのは無理だが、『エスパー魔美』は改めて見ると凄まじい演出アニメ*1なので感想を書いておきたい。配信中の冒頭2話からして、原恵一チーフディレクターのコンテはさりげなくも高度なカット構成で才気がほとばしっており、須永司のコンテは光源を意識した技が光るしアクションも面白い。
個人的に、シンエイ動画藤子アニメ黄金期によってアニメの私的評価基準が固まったのだということも気づかされた。撮影効果が少なめで、作画は書き込みではなく動きで見せ、最も重視されるのはFIX基本のカット構成と無駄のないプロット。今なおプロットに対して余剰なキャラクターを好まないのは、やはり藤子作品が好きだからなのだろう。


あとアニメでは、第二章が制作中とはいえ、最終話まで配信された『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』が男坂を登ってしまったことには逆に笑えた。内容自体は少年マンガの映像化としてそつがないと思っていたのだが。


映画ではアイルランド独立運動を描く歴史映画『マイケル・コリンズ』が配信中。評価は高いようだが、まだ見ていないので感想を書くにしても後で。
なぜ今のタイミングだろうかと思っていたが、Bill McCreary氏のブログで主演女優のジュリア=ロバーツが来日していることを知った。その関係だろうか。ちょうど『マイケル・コリンズ』への内容にもふれられている。
ジュリア・ロバーツが日本に来た - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

*1:作画も脚本もソツはないが、特筆して素晴らしいというわけでもない。