二年前から腎臓癌で闘病していたという。ツイッターは時々アカウントを見ていたが実直なツイートが多く、そんなそぶりは感じられなかった。
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独特のスタイルで活躍し、担当したOPやED*1のシャレたつくりや、『NARUTO疾風伝』の終盤回想エピソード集などでドライな絵と情感あふれる話が印象深い。漫画ならば商業でも成立する表現でも、アニメでは珍しい立ち位置だった。
作画スタイルの幅を許容するつくりだった『天元突破グレンラガン』での意外な不評も記憶しているが、『ダンタリアンの書架』でのスポット登板などは素晴らしいものだった。
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また、そうした先鋭的な表現からは意外なほど交流が広く、若手の面倒見も良かった印象がある。いや、現在の日本アニメで商業監督をつとめられたのは、その人徳もあってのことと考えるべきか。
