法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

移民への恐怖によるテロリズムがチェコでもあったらしい件

移民によるテロを偽装したテロという、典型的な自作自演。
列車衝突させイスラム教徒の犯行と偽装、70歳男を逮捕 チェコ 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

逮捕された男は2017年の6月と7月、中部ムラダーボレスラフ(Mlada Boleslav)近郊の線路に木を倒し、それぞれの列車と衝突させたという。両事件とも、けが人はいなかった。

 男はそれぞれの現場に、アルファベットに書き直したアラビア語のメッセージが書かれた冊子を残していたという。

 検察によると「犯人はチェコ生まれで、イスラム教徒の大量移民やテロ攻撃に対する不安をあおることが動機だった」という。

2017年といえば、ドイツ軍兵士がシリア難民を装ってテロを計画していたという報道もあった。
ナチスに心酔するドイツ軍兵士がシリア難民になりすましてテロを計画 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

アラビア語は話さず、フランス語も片言であるのに、ダマスカスの果物商人の息子でキリスト教徒として、2015年12月から2016年1月にかけて難民申請をし、月400ユーロの補助金や住居支援を得ていた。

ワッツアップ(ドイツで主流のチャットアプリ)の極右グループでは、外国人を口汚く罵る会話が盛んに交わされていたという。しかも、ウィーンでのピストル放置事件の目撃者の一人とされていた兵士が同極右グループの一員であることも発覚した。また、2014年にA はフランスの大学にナチス思想を支持する修士論文を提出していた。

移民への恐怖をふくれあがらせた果てに、本当の恐怖が広がっている。