法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

「幼いアイランが成長したなら、どんな大人になっていただろう?」「知らんけど、昔の君は今の君になったんだね」

風刺週刊誌シャルリー・エブドが、溺死したシリア難民の少年アイラン・クルディの風刺画を掲載したとのこと。
シャルリー紙、水死のシリア男児風刺で批判 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 最新号に掲載された漫画は、同紙編集長の風刺画家リス(Riss)氏によるもので、女性を追いかける変質者の絵に「幼いアイランが成長したなら、どんな大人になっていただろう?」「ドイツで尻を触る人さ」との文が添えられている。これは、西部ケルン(Cologne)で昨年の大みそかに多数の女性が狙われ、移民の犯行が疑われている痴漢・暴行事件を示唆しているとみられる。

 しかし、アイラン君のおばで、最近には自身の兄弟一家のカナダ移住を手助けしたティマ・クルディ(Tima Kurdi)さんは「嫌悪感を覚える」と漫画を非難するコメントをツイッターTwitter)に投稿。さらに公営カナダ放送協会(CBC)に対し、「私たちは(アイラン君の悲劇を)少し忘れながら前向きに生きようとしている」と述べた上で、シャルリー・エブドの漫画のせいでつらさが全て戻ってしまったと訴えた。

親族のコメントを読んだこともあり、あまり感想を書く気にはなれない。