パティスリーに来ていた老人は、スイーツを科学することで有名な立花ゆうだった。有栖川ひまりは尊敬する立花にさそわれ、公開実験の助手となる……
青山充一人原画回。全体として良くも悪くも古いアニメを見ているようで、1980年代くらいの雰囲気があった。
あいかわらず製菓のディテールの細かさは感心できたし、マスコット的な雑魚敵まで有栖川を応援する牧歌的な雰囲気は悪くなかったが、それでも古いという印象になってしまう。
物語のメインとなるキャラクター以外は背景のにぎやかしになったり、メインキャラクターの作った雰囲気を壊すほどゲストキャラクターに存在感があったり。生活部分での試行錯誤と成功が、戦闘で敵に勝利する鍵になる展開もそうだ。
こういうエピソードがあるのもTVアニメとしてはバラエティを生んで良いとは思うが、次回予告との温度差などもすごくて、とにかく懐かしさだけが残ってしまった……