法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

インターネットで話題の人々が『月刊WiLL』2021年12月号に記事をよせている悲しみ


忘れていました。Willの今月号に私の解職を求めた正体不明組織の計画的陰謀の顛末を書きました。よろしければお読みください。9月はじめからの計画で、総裁選のとき私が河野・村山談話破棄を強く主張したタイミングで仕掛けられたことが分かります。


WiLLさんの取材、8Pのロングインタビューになっております!
とても嬉しいです。
ありがとうございます。

本日発売です!!
是非、手に取ってみてくださいませ。

詳細▶︎
http://web-wac.co.jp/magazine/will/2021%e5%b9%b412%e6%9c%88%e5%8f%b7

有馬哲夫氏は極端に保守反動的な現在の論調*1からしても納得の寄稿ではある。しかしさすがに板倉節子氏にはインタビューされる媒体を選んでほしい。
まさか雑誌名だけ聞いてインタビューを受けたわけでもないだろうし、そもそも板倉氏が紹介している表紙だけでも雑誌の傾向がうかがえるはずだ。
少し前に話題にしたビューポイントなどは、媒体としての問題は記事の傾向から読みとれてもカルト宗教との関係は隠していた。
hokke-ookami.hatenablog.com


サブカルチャー主軸でゴシップや論争を速報的にあつかうメディアが少ないことが、こういう事例では悪い方向へはたらいているのかもしれない。
とはいえWEBメディアならば十年ほど前から真面目な取材記事も増えている「ねとらぼ」などがあるし*2サイゾー系列の「おたぽる」も執筆者によっては興味深く真面目な記事が掲載されることがある。
どうしても板倉氏が紙媒体で主張をつたえたいのだとしても、『週刊ポスト』『週刊現代』『実話BUNKAタブー』あたりにでも掲載されたほうが良い。どれも媒体自体の信頼性は低いが、論調の幅は広い。
俗悪極まりないメディアでも、編集がコントロールしないため、記事の信頼性が執筆者に左右されるタイプがある。当事者としての視点で主張をつづる記事ならばそれで充分だろう。

*1:hokke-ookami.hatenablog.com

*2:実際に広報起用側の警察に取材した記事があり、ほとんど明らかにされていない行政側の判断がわずかにうかがえる貴重な情報だった。nlab.itmedia.co.jp