法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

秦教授が最近出した文章

昭和天皇の気持ちが具体的に分かる重要な証言だ。特に旧交戦国との将来の関係に「深い禍根を残す」と懸念を持っていたことはこれまで公になっていないと思う。合祀対象者を戦死者に限るとしてきた慣例に反したことへの違和感ばかりでなく、戦火を交えたアジア諸国との関係を修復したいという強い気持ちがあったことがうかがえる。

昭和天皇A級戦犯合祀に反対した動機を、徳川侍従長歌人岡野弘彦氏に伝えていたという報道で、8月4日の新聞に載っていた文章。
いいたいことがないでもないが、あまり論評しない方針で。むしろネットを検索すると従軍慰安婦問題では秦教授を絶賛しているサイトやブログが、一転して罵倒していることに苦笑い。