法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

小室圭という青年のニュースを見るたびに「なんと気持ちの良い」というフレーズが脳裏をよぎる

元世界史講師でありながら神話を歴史あつかいする宇山卓栄氏が*1、小室氏と眞子氏の結婚を止めるよう現代ビジネスで主張していた。
「小室圭さん問題」を完全にスッキリ終わらせるたった一つの解決方法(宇山 卓栄) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

決着を付ける唯一の方法は結婚を止めて頂くこと、これ以外にありません。小室氏と結婚ができないとなると、眞子内親王殿下は深く絶望されるでしょう。小室氏との結婚を「生きていくために必要な選択」とまで述べておられます。秋篠宮皇嗣殿下も父として、娘を見るに耐えない状況に置かれるでしょう。これほど、残酷なことはありません。

しかし、それが皇族として生まれた者の宿命です。2000年以上も連綿と続く歴史を背負った皇族の、避けることのできない重く苦しい宿命です。

支配者として税金をしぼりとる特権階級の一族と考えても、ここまで他人に指図されるいわれはあるまい。
こうも人権侵害でしかない王制を無くせないのなら、たとえ相手が詐欺師でも泥棒でも好きな方向へ行かせるべきだろう。
意に反した選択をさせようとするほど、自由というもののかけがえのなさが明らかになっていく。


思えば六年ほど前、眞子氏の叔母にあたる黒田清子氏が結婚式で選んだドレスは、まさに泥棒に心奪われた姫様をモチーフにしていたとされる。

もちろん映画のように年齢差がありすぎるなら別の問題があるし、国がまともになるならば平凡な人間として残ることも選べただろう。
結局のところ、この日本という帝国はルパンが来る前のカリオストロ公国と今なお大差がないのだ。
『風立ちぬ』 - 法華狼の日記

カリオストロ公国は、国土や資源こそ小国だが、偽札を製造することでヨーロッパ大陸に影響力をもっていた。
ルパン三世 カリオストロの城 - 作品情報・映画レビュー -KINENOTE(キネノート)

辿りついたところは、地下の造幣工場。金を必要としている世界の権力者のためのニセ札の製造だ。これが四百年もの間、カリオストロ公国が大国から侵略も受けずに存続していた秘密だった。

同じように大日本帝国も、偽札を製造してアジア大陸に流通させ、支配力を高めようとしていた。
https://kotobank.jp/word/%E7%99%BB%E6%88%B8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80-886323

偽札工作は設立当初から実施され、5元札から200元札まで総額約45億元分を製造。約25億元分が中国での物資買い付けなどに使われたとされる。

*1:欠史八代とか気にならないのだろうか。