今回の実習は魔法で海にもぐって、そこの貝を開かせるというもの。
みらいとリコは心の声で貝を開かせようとするが、うまくいかない。そこに幼い人魚たちがあらわれて……
みらいとリコの実習より、今回は幼い人魚たちとモフルンの出会いにドラマの力点がある。
人魚たちがモフルンを守ろうと隠したため、みらいとリコが変身できなくなるところが面白い。他の補習生がみらいやリコの行動をいぶかしがる場面など、今回はプリキュアの正体を隠しているがゆえの描写が多くて、なつかしくも面白かった。
あいかわらずメインキャラの作画には癖があるが、幼い人魚はかわいく、モフルンの動きがやたら良かった。河野宏之作画監督は、作画が低調な作品では癒しになる……と思いきや、今回は原画人数がやたらと多い。おそらく新変身バンク担当だけではない。よほど制作が大変なのだろうか。