サザエさんで夕食がイモの天ぷらと聞いて、波平とマスオがブチ切れる四コマがあるのだが、これも戦争経験を踏まえたもので、今の読者は2人がなんでキレてるのか分からんだろうと思う。つまり、南方に従軍していた波平は当然として、マスオさんも戦時中の食生活の記憶があるんだよな。 https://t.co/G4FJgQCGFm pic.twitter.com/Dk1TGvcZIQ
— 勿忘草 (@H_forgetme_not) 2024年10月3日
サザエさんで夕食がイモの天ぷらと聞いて、波平とマスオがブチ切れる四コマがあるのだが、これも戦争経験を踏まえたもので、今の読者は2人がなんでキレてるのか分からんだろうと思う。つまり、南方に従軍していた波平は当然として、マスオさんも戦時中の食生活の記憶があるんだよな。
もう十数年前になるが、朝市で見かけた光景を思い出した。
考えれば、あって当然の話にしても - 法華狼の日記
並べられたパンを前に悩む老婆が一人。どうやら朝食にしようと思っているらしい。しかしほとんどが菓子パンのたぐい。
そこで売り子が、さつまいものパンを勧めた。甘味が抑えられていて、朝食に良いだろうと。そこで老婆が答えていわく。
「芋は戦時中を思い出すからねえ……」
最初の漫画紹介も、先生から送られた礼状について証言する大学教授を引用したもの。けっこう特定の時代に普遍的な記憶なのかもしれない。