仁藤夢乃氏が判決の要旨と判決文の抜粋で報告していた。まだ地裁の段階だが、公開されている情報から考えるかぎり、暇な空白氏が全面的にくつがえすことは難しそうに感じられる。
6つ目の #暇空敗訴#暇アノン と投稿したことを名誉毀損として、暇空がColabo弁護団の太田啓子さんを訴えてきた裁判。原告の請求棄却で完全勝訴となりました。
— 仁藤夢乃 Yumeno Nito (@colabo_yumeno) 2024年9月18日
・ #暇アノン は侮辱行為にあたらない
・暇空の発信が陰謀論に属するという見方は、名誉毀損にあたらない と、裁判所に認められました。… pic.twitter.com/32CIJVGLZd判決文です。
— 仁藤夢乃 Yumeno Nito (@colabo_yumeno) 2024年9月18日
暇空が「ナニカ」がColaboの背後にある等と投稿していることから、それが陰謀論だと批判されても受任すべきだという裁判所の判決です。
Colaboとしては当然ですが、Colabo関連裁判で6つ目の #暇空敗訴 です。 pic.twitter.com/alEw6RETK1
蛍光色で強調されているように、暇な空白氏が「ナニカ」という呼称を提唱して陰謀論を流布したことで、判決は「それが陰謀論に属するという見方が、批判的な言論として許容される範囲を逸脱するとまではいえない」と断じている。
先日にエントリで書いたように、私自身は「Qアノン」という原点からはなれすぎていることもあり、積極的につかってはこなかったが、特に差別的な含意があるわけでもなく止める必要があるとも思っていない。
「暇アノン」は存在しない、ただ個人がいるだけだ - 法華狼の日記
そして裁判所も、社会的評価をさげることになってでも意義と根拠のある批判であれば許容される呼称だと判断したようだ。
また、どうやら暇な空白氏や周辺の言動全般を指す言葉と認められ、Colaboの話題と直結する呼称とは認められていない。「暇アノン」という呼称がさまざまな場面でつかわれているのを見かけるので、妥当な解釈だろうと思える。