「エアライン USA」は、格安便の空港のさまざまなちいさなトラブルを多数紹介。空港税関ほどの厳格さはなく、寝過ごして次の便に乗るはずの客をさがしまわったりする。
排泄物を少し漏らして臭う客の周囲に75ドルをくばったり、天候不順で足止めされた客のストレスを旅行券付きクイズ大会で発散させようとしたり、小金をばらまいて収集する場面が多かったのは社風か国柄か。
「蝶の密売犯を捕まえろ」は、絶滅危惧種の蝶を売りさばく謎の日本人男性、通称バタフライキングを米国魚類野生生物局が囮捜査で捕まえる。
密売人は慎重でなかなか尻尾をつかませない。局のおひざもとのロサンゼルスで合法的な虫市場がひらかれ、そこに密売人があらわれるとわかった。接近した新人囮捜査官は蝶をプレゼントされ、箱をあけると連絡先も書いてあった。
囮捜査官は船会社をついだ暇な息子を演じて密売人と関係を深め、アドバイスされて蝶売買サイトをたちあげる。自動車にも船の部品やカタログを置いて、密売人が自動車をいきなり調べても疑われない。しかし暇人なはずなのになかなか連絡がとれないことを怪しまれ、ごまかそうと蝶売買サイトに密売人との関係を記述したところ、逆に激怒されて関係を切られ、それどころか当局に通報されてしまった。
しかし数年後に経験をつんだ囮捜査官が再会すると、密売人は驚きながらも関係を再構築してくる。ビデオ通話中に暑いからと上半身裸になったり、どうも同性愛的な感情をいだいているらしい*1。米国の捜査権は日本におよばないので、恋愛感情を利用して密売人を米国に呼び寄せたところで逮捕に成功。
検索してみると下記ノンフィクションに一章がさかれているらしい事件と似ているので、同じ事件だとすると逮捕は2006年のことか。
「ピーター・クラウチ」は、イングランド代表もつとめた2m超の高身長選手のサッカー人生を紹介。
まったくサッカーにはくわしくないので、ひょろひょろと細い体と優しいメンタルで思ったような成績を出せなかった過去から、高身長からくりだすヘディングを武器とした活躍まで、それなりに興味深く見た。
しかしかつて弟に道化のようにふるまっていたロボットダンスをコートでおこなって評判になったり、写真に撮られたポーズの奇妙さがネットミームになったあたりは、イジメと紙一重だと感じた。
またプロがリスクを背負って記録まで叩き出したなら文句はいわないが、ヘディングの危険性にも留意してほしかったところ。
*1:番組では言及がなかったが、疑われる原因となった連絡のとれなさも、密売人側に恋愛感情があったことで実質以上の裏切りと感じさせたのかもしれない。
