2017年に太田氏が批判した時、そのジャンルの実写ポルノ作品について、私なりの感想を書いたことがある。
hokke-ookami.hatenablog.com
いくつか違う考えはもったが、「本当に真空パックにしているなら即刻全現場でやめるべき」というツイートの大筋には異論がない。
しかし太田氏が検索したことが、あたかも趣味嗜好のカミングアウトであったり、ゾーニング破りであるかのような反応が当時から現在まで存在する。
「真空パック アダルトビデオ」で検索して吐き気。仮に作り物であったとしても、あれに性的に興奮するのは猟奇的。猟奇的な嗜好も内心に留まるなら自由だけどその嗜好が表出した表現物には恐怖を覚えるとしか。本当に真空パックにしているなら即刻全現場でやめるべき。死人が出かねない。
— 弁護士 太田啓子 「これからの男の子たちへ」(大月書店) (@katepanda2) 2017年9月3日
「真空パック アダルトビデオ」で検索して吐き気。仮に作り物であったとしても、あれに性的に興奮するのは猟奇的。猟奇的な嗜好も内心に留まるなら自由だけどその嗜好が表出した表現物には恐怖を覚えるとしか。本当に真空パックにしているなら即刻全現場でやめるべき。死人が出かねない。
特殊性癖に興味津々なんですねえ…
— タクト (@lainraven) 2017年9月4日
特殊性癖に興味津々なんですねえ…
ゾーニングが無意味なことは、太田弁護士が真空パックAVを掘り出して晒した件が雄弁に物語っておるよ。
— 🔥🌰🔥 (@un_co_the2nd) 2021年11月30日
ゾーニングが無意味なことは、太田弁護士が真空パックAVを掘り出して晒した件が雄弁に物語っておるよ。
実写作品で俳優を起用している以上、そこで発生する危険は現実のそれであり、ゾーニングの意義などとは別問題だ。
子供向け番組であれば危険撮影やハラスメントが許されるかというと、そのようなことはけしてない。
そもそも太田氏が最初に見つけたわけではなく、発端はCDジャケット写真であり、そこから意見提供されたという順序にすぎない。
それ、バンドのCDジャケットが女性を真空パックして閉じ込めてて危険視されたんだよ。
— 孔悠鬼 (@kongyouguai) 2021年12月1日
で、太田弁護士のタイムラインでそういうAVジャンルがある事も話題になってて、そっちはもろに女性が死にかけるのを楽しむような紹介文まであって問題視されたって経緯。 https://t.co/22AsBmVvGv pic.twitter.com/KSXkdYSISZ
それ、バンドのCDジャケットが女性を真空パックして閉じ込めてて危険視されたんだよ。
で、太田弁護士のタイムラインでそういうAVジャンルがある事も話題になってて、そっちはもろに女性が死にかけるのを楽しむような紹介文まであって問題視されたって経緯。
ご説明下さっている方もいますが、こういう経緯でした。私がタイムラインで目にしたアカウントの方がなぜそういうAVの存在を知ったかまではわかりませんが、バッキー事件から同様のことが起きないか警戒する感覚があって何かの情報がひっかかったのではないかと思います。https://t.co/U6jKw6Tr6B https://t.co/yB3AEYcmsX
— 弁護士 太田啓子 「これからの男の子たちへ」(大月書店) (@katepanda2) 2021年12月2日
ご説明下さっている方もいますが、こういう経緯でした。私がタイムラインで目にしたアカウントの方がなぜそういうAVの存在を知ったかまではわかりませんが、バッキー事件から同様のことが起きないか警戒する感覚があって何かの情報がひっかかったのではないかと思います。
https://twitter.com/katepanda2/status/1466412302001848322
こうした説明に対して、意見提供した人物がアダルトビデオで検索したのは、やはり趣味嗜好によるものだと疑うような反応もある。
誤変換で検索しちゃうようなこともないでしょうし、「AV」のサジェストに出てくるようなこともないでしょうから、明確に「真空パック AV」で検索かけた変態がいたんですよねwwww
— ねこパ〜スタ (@abcabcabc999666) 2021年12月1日
誤変換で検索しちゃうようなこともないでしょうし、「AV」のサジェストに出てくるようなこともないでしょうから、明確に「真空パック AV」で検索かけた変態がいたんですよねwwww
ジャケット写真からAVに派生したんですね
— ねこパ〜スタ (@abcabcabc999666) 2021年12月1日
太田先生のタイムラインにいた人はなんでそういうAVがあるとわかったんでしょうね
ジャケット写真からAVに派生したんですね
太田先生のタイムラインにいた人はなんでそういうAVがあるとわかったんでしょうね
もちろん連想によってくわしく調べてもおかしくはないし、そのような趣味嗜好をもつ人物がそれゆえに危険撮影を批判することにも問題はない。
たとえば愛好している子供向け番組で危険撮影がおこなわれていると知った大人が、その撮影現場を批判することは何も恥ずかしいことではない。
ただ、もっと単純な事実として、該当する実写ポルノ作品を見つけるにあたって、そもそも「アダルトビデオ」を入れて検索する必要はないはずだ。
太田啓子氏が批判して話題になる以前の時期で、「女性を真空パック」という単語をプライベートモードでgoogle検索すると、1ページ目か2ページ目にAVの紹介文が引っかかる。
念のため、この検索結果は必ずしも2016年当時のものではないようだが、それでも「AV」や「アダルトビデオ」といった単語が必須でなかったことは推測できる。
議論の発端となったCDジャケット写真を再確認しようとして検索しただけでも、アート作品や食品加工に混じって実写ポルノ作品が引っかかる可能性があるわけだ。
これはこれで耳目を引く性的コンテンツが検索結果の上位をしめる、「検索汚染」という別の問題を感じなくもないが。