合宿をしようと相談しあうトロピカる部。その会話のなかで出てきた夏海の故郷へ皆で行こうと決定する。期待で眠れなくなった夏海はローラと同じベッドで寝るが……
今千秋コンテ回。ふたりで寝る夏海とローラの告白や、ラストカットの夏海など、独特の表情づけが印象的。
敵が怪物化するのが夏海のもってきたトランクで、戦闘と並行して夏海のキャラクター性で楽しませつつ、トランクの特徴をつかって協力して倒す作戦に説得力があったのは珍しくて良かった。
しかし良くも悪くも全体として突出してはいなかったかな。物語は完全に合宿エピソードの準備回で、期待に胸をふくらませる主人公らの姿とともに、次回以降の前ふりになる情報を出すだけで終わった。
きりっとした顔で枕をもってきた滝沢など、キャラクター描写は全体的に楽しかったし、つなぎ話がこのシリーズにあること自体の珍しさもあったが。