法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『世界まる見え!テレビ特捜部』○○のおかげで助かりました

さまざまな幸運や協力によって救われた人々や動物を特集。


最初のミニ映像コーナー、ロシアの雪道に埋まった自動車をラクダが救う光景に脳が理解をこばんだ。
大雪の降っているところに労働につかえるラクダがあるのか。カザフスタン近くなのだろうか、あるいは異常気象で普段は雪が降らない地域だろうかと想像したり。
首をかしげながら検索してみると、ラクダはシベリア付近にも存在していて、祈祷師が生贄として300年に一度焼く伝統があることを初めて知った。
www.afpbb.com


特集の最初は、義肢をつけて生活する動物の特集。検索するとナショナルジオグラフィックの元ドキュメンタリー情報が見つかった。
natgeotv.jp
基本的には人間と動物の関係や技術を見せていく内容。しかしワニは尻尾でバランスをとって歩くため、動力のないゴム製の尻尾でもバランサーとなって歩きやすくなるというのが面白かった。


次に、ふとした幸運から大金をつかんだ米国の人々を紹介。
元米軍兵士が半年間無職のままクリスマスバーゲンに出かけたら抽選会で100万ドルに当選したとか、身寄りがなく19歳でホームレスになった少女がなんとか見つけた掃除の仕事で古い写真を安く買ったら高名な写真家イモージン・カニンガムのもので6万2000ドルで売れたとか、ハリケーンで崩壊した夫婦経営のレストランで見つけた祖母の古いアメコミコレクションが30万ドルで売れたとか……
基本的には思わぬかたちで金銭を手に入れたが、どの人物もそれを元手に堅実な仕事をはじめて軌道にのせていて、あぶく銭として浪費したわけではないことが興味深かった。もちろん浪費して破滅した人はこういう番組に登場できないだろうけど。


最後は荒野を無理やり自動車で冒険していたらサバイバルするはめになった老夫婦を紹介。
スタジオトークでツッコミを入れられているように、基本的に夫が甘い判断で無茶苦茶をやって妻をふりまわし、冷静で動きの少ない妻の判断がふたりを救ったという展開。まあ夫が妻のために全力を出そうとしていたことや、善良であろうことは見ていてつたわってきたが……