法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

自民党の検討する「和牛券」は、後日の経済対策のためと思っていたので、今やることか?と考えていたが……

今つみあがってる在庫を農水相の答弁で根拠にされては、現在に消費させたいという意図を読みとらずにいられない。
お肉券、お魚券に「族議員批判」 農水相「受け止める」 [新型肺炎・コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

ウイルス問題で訪日客が減って需要が落ち込み、価格が大きく下落している。江藤氏は「全国のと畜場の倉庫に和牛の在庫が積み上がっており、これ以上入らない」とし、「生産から流通、消費の流れを何とかする施策は必ず必要になる」と述べ、生産者への支援の必要性を訴えた。

朝日記事でも、当面の在庫解消対策という意図で解釈されて、その上で商品券制度では時間がかかることが指摘されている。

 仮に商品券の制度を導入しても、実際の発行までには時間がかかり、江藤氏が訴える当面の在庫解消対策につながるかはわからない。

広い業界のために在庫解消をねらうなら、今すぐ日本銀行券をひろく配るべきだろう。


もちろん、不要不急の外出をひかえざるをえない状況が消費のおちこみをまねいているわけで、現時点で在庫解消を優先することとは対立する。
業界をささえる目的ならば、個人の消費をうながすこととは異なる方法をとるべきだろうとしか思えない。