法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

総理主催の「桜を見る会」に反社会勢力が参加したと追及されて官房長官が認めたが、カルト宗教の幹部が呼ばれていたという報道もあったよね

菅義偉氏は把握していなかったとも語ったという。つまり意図的な優遇を否定したかわりに、セキュリティに疑問をおぼえさせる事態なわけだ。
反社会勢力、入っていたのだろうと菅氏 | 共同通信

指摘について「出席は把握していなかったが、結果的には入ったのだろう」と述べた。

思い返すと、「桜を見る会」が話題になった初期に、統一協会で招待された人物がいるという報道もあった。
安倍首相主催の「桜を見る会」、統一教会関係者も招待客に<政界宗教汚染〜安倍政権と問題教団の歪な共存関係・第23回> | ハーバー・ビジネス・オンライン

2013~16年に「桜を見る会」に招待されたことを投稿する世界戦略総合研究所事務局次長小林幸司氏のFACEBOOK、14年には菅義偉官房長官と記念写真に納まる。(出典:世界戦略総合研究所事務局次長小林幸司氏のFACEBOOK2013年4月20日2014年4月12日2015年4月18日2016年4月9日

10000人以上もの功労者を招待すれば、ひとりふたり問題がある人物が意図せず入りこむことは防げないのかもしれない。官房長官のような立場では、記念写真を撮った相手の素性をすべて把握するのも難しいだろう。
しかし選考内容をきちんと保存しておけば、意図した優遇ではないと証明できたはずだし、将来の意図しない乱入を防ぐ助けにもなったはずだ。関係書類を破棄したことは、問題ある人物を呼びつづける結果をまねきかねない。その結果を官房長官らが望んでいるとまではいわないが。