法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

来年公開の最新作は『映画ドラえもん のび太の新恐竜』とのこと

3DCGで表現された恐竜の群れは本編のそれとは考えづらく、パイロットフィルム的なイメージ映像だろうか。
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今回のスタッフは『のび太の宝島』と同じ今井一暁監督に川村元気脚本という体制なので、ややストーリー面では不安を感じる。
新しい冒険の旅へ!映画ドラえもん40作目「のび太の新恐竜」はオリジナルストーリー(コメントあり / 動画あり) - 映画ナタリー

今井一暁が監督、川村元気が脚本を担当しており、「映画ドラえもん のび太の恐竜」とは異なるオリジナルストーリーが描かれる。

恐竜の学説も日々進化しています。その進化の先にある恐竜の物語を描きたいと思い、恐竜研究者や博物館、化石採掘場などを巡り取材を重ねました。そこで発見し、感動したことが「のび太の新恐竜」の基礎となっています。2020年、多様性が叫ばれる中、それが綺麗事ではなく、人類の進化への歩みであることを語りたい。

上記の川村コメントの目標は妥当だと思うからこそ、今度こそモチーフとテーマとメッセージをSFとして密接にむすびつけてほしい。『のび太の宝島』は良い部分も多かったと思うが、それを観客にわかりやすく提示することができていなかったことが残念だった。
また、ラストカットで双子の恐竜が孵化する場面も確認できる。やはり『のび太の恐竜』から想起された物語になりそうな予感はある。2005年のスタッフリニューアルでリメイクされたばかりという印象だが、考えてみるとすでに十年以上はたっているか。2017年の声優以外のスタッフリニューアルを表現するためのモチーフとして、また違ったビジュアルを作りだしてくれると期待したい。