法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『世界まる見え!テレビ特捜部』世界は意外な事だらけ○○なのに××SP

スタジオでは意外なものとして、透明な醤油などを紹介。検索してみると、フンドーダイ五葉という会社が今年から発売していたので、それを持ってきたのかな。
来春の創業150年に向け、「透明醤油」を発売。 | フンドーダイのプレスリリース | 共同通信PRワイヤー
しかし記憶では二十年くらい前にはすでに透明醤油が実用化されていた記憶があるが……


「世界の○○なのにXXなスポット」は、世界各地の意外な日常を紹介。家畜目的の豚が繁殖してしまった美しい南の島や、戦時中の不発弾が大量に残るもそれを処理して資材に転用する村など。後者はTVアニメ『BLOOD+』の印象的な1エピソードを思い出した*1
ラクダの移動図書館」は、東アフリカの砂漠地帯でラクダに書籍を運ばせる移動図書館が登場。相手が遊牧民族であるため書籍の貸し出しはできず、識字率が高くないため司書らしく絵本を選んでやったりもする。
また、その村で行ったイラストレーターが、子供たちに絵を描いてやるだけでなく、移動図書館を題材にした絵本を書きあげた結末も印象深い。その若いイラストレーターがパソコンで着色していた情景も、いかにもなアフリカの未開地域という印象をくつがえす興味深さがあった。
「両足を失ったレーサー」は、イギリスで子供部門のカーレースで優勝するような少年が、事故で両足を切断してからの再起を描く。その種年ビリー・モンガーは義足をつけながら最初は思うようにいかず、ライバルの活躍するレースを観戦しながら、レース用シミュレーションで好タイムを叩きだし、やがてレースへ復帰していく。
復帰レースで好成績を残したこともふくめて、標準的なドキュメンタリーといったところ。良くも悪くも視聴者として期待するような内容にとどまった。