はてなブックマーク*1でid:doycuesalgoza氏がすでに指摘していることだが。
15年前はもっと薄ら左翼がでかい顔してたよな
最近はてサがtogetterで笑われてたけどhttps://togetter.com/li/1163464
これぐらい支離滅裂な日の丸アンチでも15年前・20年前なら別に笑われずに人権があったし
何なら権力的に他の意見(日の丸振ったり掲げたりする人)を攻撃して圧迫する側だった
この匿名記事の書き手は「30代の俺」といい、「十台の頃はとりあえず日本を否定的に言えばクールっていうのがあって」という。
しかし当たり前のことをいうならば、人権とはあまねく人間がもっているものであって、消え去ることはない。
「攻撃して圧迫」が批判することを指すならば、言論の自由が保障されているはずの戦後日本においては、過去から現在にいたるまで可能でなければならない。
「攻撃して圧迫」が権力による抑圧を指すならば、戦後日本において長らく国旗や国歌を強制しようとする側が権力者であったことが現実だ。匿名記事のいう15年前には、すでに国旗国歌法が成立していた。
日章旗が権力で抑圧された事例というと、匿名記事が紹介しているTogetterにおいて、id:hokusyu氏が指摘した事例くらいだろう。
この匿名記事は他にも致命的な……文字通り命にかかわるような……誤解をしている。
いまみたいにその論理をチェックされたり「その日本でギリギリ生きてるお前は何様やねんw」と笑われることなんかなかった
この理屈が正しいならば、ブラック企業につとめている人間が自社批判することも許されない。
そもそも左翼が論理をチェックされなかった時代など日本にはないし*2、右翼が論理をチェックされて笑われても消え去るとは限らない。
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論理をチェックされて笑われることと、表現者として生き残ることは、関連しつつも直結しない。
*1:はてなブックマーク - 15年前はもっと薄ら左翼がでかい顔してたよな
*2:念のため、致命的な批判をくわえられた左翼は必ず表現の場から撤退するという意味ではない。後述する右翼のそれと同じだ。