番組改編期らしく3時間SP。雑多な番組をよせあつめて、クイズ形式にすることで統一感をはかる。やや動物のエピソードが多い。
「オーストラリア」からは、ボールの減りが早いゴルフ場と、ライフセーバーが姿が見えないクラゲの毒にやられた謎を追う。前者は水害時に川から池へ人食い鮫が侵入したため、後者はカツオノエボシを食べて毒を蓄積した新種のウミウシにやられたという回答。
「モリモズ」は、1989年に毒をもっていることが発見された鳥の謎。毒の由来をさぐっていくと、有名なヤドクガエルと同じ甲虫を食べて、その毒が蓄積されたのだという。
「タイタニック号」は、沈没にまつわる新説が提示される。もちろん氷山への衝突が最大の原因ということは変わらないが、新しく発見された出航前の写真から、石炭火災が起きたまま沈下させずに航行していたという要因が指摘される。当時の石炭動力船ではよくある問題だったため、事故調査委員会で無視されて現在まで指摘されなかったのだという。ハフィントンポストによると、ここ1年以内に報じられた新説だというが*1、どこかで似たような説を見かけた記憶もばくぜんとある。
「マウント・カルヴァリー教会」は、テキサス州で信徒を集めていた神父のまわりで起きた事件。最終的には神父の妻が何者かに殺された。しかし神父の妻による義理の息子への虐待や、神父の不倫、看護師の女性と義理の息子の密通など、内情を早々に明かしているので何が起きても意外性がない。どんでん返しらしいのは、看護師はもともと神父と不倫していて、義理の息子を殺害に利用するため寝たというところくらいか。
