法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『ビートたけしの超常現象[秘]Xファイル』保存版!未確認生物UMA大図鑑SP

年末恒例の2時間半SP。公式サイトが古いテキストサイトのようにフォント強調を重視しており、そのくせテキストを画像で出しているデザインなのが謎だ。
ビートたけしの超常現象Xファイル|テレビ朝日
今年はUMAに力を入れていて、中国へ野人を探しにいったりする。しかし雄大な自然の情景が素晴らしすぎて、その険しい道を進む冒険描写も楽しく、気のせいとしか思えない“野人”の痕跡などより真面目な紀行番組にすればいいのに、と思ってしまった。今月に特別番組として復活した『ナニコレ珍百景』の藤岡弘、探検隊のほうがよほど笑えたし、簡単に紹介された過去の人間の痕跡に好奇心をそそられたものだ。
紹介された多数のUFOやUMAの映像も、精巧なCG合成作品にしか見えない。はっきり対象が接近しているだけに、実際にそのような出来事があれば他の多数の目撃者が騒ぐだろうに、なぜ映像だけが紹介されるのかというツッコミを誰もしてくれない。
また、相手の脳内を読みとるというブレインハッカーも、古典的なコールドリーディングと事前調査の組みあわせにしか見えない。事実、二日後にアップロードされた大槻義彦氏のブログによると、ハッキング対象のタレントは事前に決められていて、その台本に反した動きをしたがカットされたという。どうりで番組後半から大槻氏が映らなくなったわけだ。
『たけしの超常現象特番』のヤラセ、ウラのウラ - 大槻義彦の叫び、カラ騒ぎ - Yahoo!ブログ*1

驚いたのはこのハッキングする人間はあらかじめ決められており、台本に4名の名前がはっきり書かれていたのでした。若い芸能人3名とたけしでした。この中に私が割って入って、超能力などないことを証明してやろうと密に計画しました。

残念ながら数年前に制作会社のスタッフが入れ替わった。それ以降、あからさまにオカルト擁護に変わり、オカルト否定派を削減し始めた。今回などオカルト派一色。否定派は申し訳程度に私一人だけ。

*1:引用時、改行を排した。