「カラダWEEK」企画にあわせて、別番組からのゲストも登場。
「失われたダビンチの謎」は、女性の横顔を描いた肖像画「美しき姫君」について、ダヴィンチ作品と考えている収集家の主張と検証を追っていく。5年前にBS朝日が2時間SP番組をつくった*1ように、いくらでも濃密な内容にできるはずだが、結論としてはどちらともつかない。短時間でいまだ真贋はっきりしない謎を追うのは難しいか。
「巨大サハラの黒い骨」は、サハラ砂漠の中央で発見された人骨群の謎を追う。かつてのサハラ砂漠が緑に満ちた豊かな地域という知識を持っていたから、最初から謎とは思えなかった。白骨だけでなく黒い骨が見つかった理由として、当時あった湖の水で変質したからという真相も、意外性はまったくない。とはいえ、答えがはっきりしているからこそドキュメンタリーとしては見やすかった。
「トライアスロンに挑戦する親子」は、筋ジストロフィーの息子を支えるキャンペーンのため、息子とともにトライアスロンでの完走を目指す父親を追う。支援するスタッフや、息子の決断もふくめて、なかなか感動的なエピソードではあった。
