校長がいなくなったと聞き、また魔法学校へ行く主人公たち。しかし魔法列車カタツムリニア名物の冷凍ミカンが品切れだったため、チクルンに食べさせてやろうと奮闘するが……
青山充作画らしいユルい作画にあわせたようなユルいストーリー。もともと保存目的の冷凍ミカンにするより、とれたての「ピーカンみかん」を楽しめばいいんじゃないか、というのは余計な疑問か。
ミカンをアイスドラゴンのため息で凍らせようとするわけだが、暖かい世界にあこがれるという性格に根本的な違和感がある。風呂につかるとクシャミをするほど冷たい世界に慣れているなら、そもそもあこがれとは違う感情をいだくんじゃないかしらん。
ただ、第28話で花火の花が枯れた理由として*1、敵の存在がかかわっていたという説明をつけたのは良かった。