法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『ザ!世界仰天ニュース』がインターネットのデマ検証の難しさをつたえていた

たまたま見かけた「絶対に挫折しない究極のダイエット」がタイトルからは想像できない題材だった。
絶対に挫折しない究極のダイエット|ザ!世界仰天ニュース|日本テレビ
ニュージーランドオークランドに住む撮影メイクのシモーネ・アンダーソン。何度もダイエットに失敗していた169?の女性。
周囲のやせた女性たちを見ていて、今度こそ成功させようと決意した。

1つの方法を思いついた。
それは下着姿の自分を自撮りし、その写真をSNSにアップするという方法。
こうすることで周囲にダイエットを宣言し背水の陣で臨むことが出来る。

そして少しずつ痩せていく写真をあげていき、見事に成功しつつあった。
しかしある時、太った時と痩せた時の両極端な写真が第三者によってSNSにあげられ、それに対して別人というコメントがついたのだという。途中で髪の色を変えていたことが別人という根拠にされたり、頬骨が違うと評されたり。
シモーネは反論して、途中経過の写真があることも示したが、決定的な“根拠”を提示されてしまう。それは大きく痩せると、皮膚が必ずたるんでしまうということ。

シモーネはそれを見られるのを嫌い余った皮をスパッツなどに隠し撮影していた。


あるはずのたるんだ皮が見られない事でダイエットが嘘だと指摘されていたのだ。
本当の姿を見せればウソではないことなど一発で証明できる。
しかしそれを見せるのはシモーネにとって勇気のいる事だった。

途中経過の写真を見て、私も皮膚だけは整形手術でとったのだろうと思ったが、実は黒いスパッツを腹までひきあげて、その中に入れていたのだ。
皮膚のたるみを指摘したコメントはとんだ迷推理だったわけだ。しかしスパッツが不自然に腹をおおっていることに気づけば名推理にもなれただろう。


シモーネ個人は皮膚のたるんだ姿を公開して納得させられたらしい。それでもインターネットのデマ検証において、その場の雰囲気に流されて“根拠”を集めてしまうバイアスには気をつけねばならないな、と全く他人事ではなく感じた。