インターネットでは朝日新聞が詳細に報じている。
http://www.asahi.com/articles/ASHD73Q0MHD7PFIB005.html
八幡浜市の市民団体「住民投票を実現する八幡浜市民の会」は7日、再稼働の賛否を問う住民投票条例の制定を求める署名簿を市選挙管理委員会に提出した。同会は、直接請求に必要な有権者の50分の1(616人)を大きく超える、1万1175人分を集めたとしている。
市選管によると、1日現在の有権者数は3万776人。遠藤さんは「(直接請求に必要な数を大きく上回る)有権者の約3分の1が賛同した。市長と議会は重く受け止め、住民投票の実現のために力を貸してほしい」と話した。
地図を見てのとおり、原発がある伊方町は細長い半島で、となりの八幡浜市は南北で海に面している。遠くはなれた都市の運動というわけではない。
もちろん住民投票の要求は再稼働の反対とイコールではない。県や市や村が条件付きといいつつ再稼働を認めたこと自体へのアクションととらえるべきだろう。市民団体もサイトのトップページではそれを重視する文言をかかげている。
住民投票を実現する八幡浜市民の会 - 「住民投票を実現する八幡浜市民の会」のWebサイト
2015年9月2日、八幡浜市の大城市長は突然、「明日、伊方原発の再稼働の賛否について愛媛県知事に伝える」と発表し、9月議会の議論も待たず、県下で真っ先に再稼働「了承する」旨を表明しました。
再稼働に賛成の方も、反対の方も、「市民の声で決めるべきだ」と願う、全ての八幡浜市民の皆さまは、署名集めにご協力ください。また市外・県外の方も、応援していただけると幸いです。
ちなみに条例制定には市議の過半数の賛成が必要。3月には早期再稼働をもとめる決議が市議会の賛成多数で出ている。この署名そのものがどれだけ市議会に影響をあたえるか、というところか。