ファミレスを舞台にした奇人変人のコメディ。TVアニメ3期に入って、ギャグのためのギャグ展開でキャラクターの自由度が消え去り、舞台の意味も薄れていると、第1話の段階では思っていた。
2015年夏TVアニメ各作品の序盤について簡単な感想 - 法華狼の日記
シリーズを3期もかさねて奇人変人しかいなくなり、ファミレス舞台という珍しさと面白さのつながりが少なくなりつづけている。松本麻耶の活躍を増やしなさい。
しかし原作が2014年に完結したのにあわせてか、一気に人間関係の整理と問題の解決がはかられた。
ただし、奇人変人の個性を活かすというより、より常識的な人間関係に落とすだけで終わっていく。だから変人のままの店長などは、いっそうドラマから退くことになった。現代のアニメなら、もっとマイノリティの個々の問題は見つめつつも、それぞれの個性は尊重するところに落としてほしかった。
しかも序盤に少し松本麻耶の出番があったかと思ったら、終盤に写真撮影で少し再登場しただけに終わった……
