今年はガンジーの非暴力独立運動がはじめられてから百年目。それを記念して、支配していた側のイギリス、しかも議事堂前にガンジーをたたえる像が建てられた。
公開予定との英政府発表は、すでに2月に報じられていた。建立された広場には、先に多様な銅像が建立されているという。
ガンジーの銅像、英国会議事堂前に設置へ 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
第2次世界大戦(World War II)中の英首相ウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)や南アフリカのネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領らの銅像と並んでロンドン(London)の英国会議事堂前にある広場「パーラメント・スクエア(Parliament Square)」に設置される。
そして3月14日、ついに除幕式がおこなわれた。
ガンジーの銅像の除幕式、ロンドン 写真10枚 国際ニュース:AFPBB News
除幕式にはインドのアルン・ジャイトリー(Arun Jaitley)財務相、英国のデービッド・キャメロン(David Cameron)首相、ガンジーの孫のゴパルクリシュナ・ガンジー(Gopalkrishna Gandhi)さんらが出席し、ジャイトリー財務相が除幕した。
インドのスター俳優アミターブ・バッチャン(Amitabh Bachchan)氏はガンジーの考え方を引用してスピーチした。インドの音楽が演奏され、インド国旗が広場のあちこちに掲げられた中、集まった数百人が除幕式のもようを見守った。
インド側の出席者は、両国の友好関係がガンジーの遺産だとスピーチしたそうだ。
http://www.47news.jp/CN/201503/CN2015031401001794.html
この日の式典にはキャメロン英首相やインドのジャイトリー財務相らが参加。ジャイトリー氏は「インドと英国の友好関係はガンジーの多くの遺産の一つだ」と話した。