法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『ワールドトリガー』第四話 A級5位・嵐山隊の木虎藍

『OVERMANキングゲイナー』のシベリア忍者が有名な野村祐一脚本。ボンズ制作の『テンカイナイト』を本郷みつる監督が手がけていて、そこに脚本家として参加していた繋がりか。演出の川崎芳樹は見おぼえのない名前だが、3DCG制作会社のIKIF+に所属しているとのこと*1
ともかく映像は、東映アニメーションらしからぬ整った状況がつづいている。かなりカット数や作画枚数の制限が厳しそうなのに、うまく同ポジ演出を多用して切りぬけている。そしてクライマックスの爆撃はなかなか力が入っていて、悪くない。映像リソースの節約として、なかなか面白いアニメになっている。


キャラクタードラマとしては、花澤香菜が演じる木虎藍という少女の、ツンデレならぬツンチョロぶりが凄かった。デレはしないのに、ちょっとプライドをくすぐるだけで扱いやすい。しかもプライドが高いだけの仕事はちゃんとやる。
OPからあくまでライバル部隊のサブにすぎないかと思っていたら、提供画面では「ヒロイン」と紹介。思った以上に今後の物語で活躍するのかな。