法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『キャプテン・アース』第1話 アースエンジン火蓋を切る

制作会社から監督脚本まで『STAR DRIVER 輝きのタクト』のスタッフが再集結して送るロボットアニメ。残念ながら日曜午後5時枠ではなく深夜放映となった。
かなり細くて尖ったデザイン*1だった『輝きのタクト』に対して、こちらはマッシブでデフォルメを比較的に抑えたデザイン。作画も重量感を強調していて、ややリアル寄り。ぐっとSFロボットアニメらしく全体を整えている。


ただ初回しか見ていない今のところ、ロボット登場シーンが期待していたほどではなくて、あまり満足できなかった。
地上から宇宙へ飛翔しながら巨大化すると聞いており、衛星軌道をめぐる夢の残骸としての人工衛星がコアとなる機体に吸着していく、それをBONESらしい爆発エフェクト作画を逆回しにしたように演出し、重荷を背負わされながら全てをかかえて空を駆け上がっていく……などという情景を脳内に思い浮かべていたので、実際に見ると普通のパーツ合体という印象をおぼえてしまった。
見ていて思い出したのは『冥王計画ゼオライマー』だった。事前情報を持たずに視聴すれば、ありえないレベルにスケールアップした合体シーンとして楽しめたかもしれないのだが……

*1:キャラクターの顎とか。