17話はお笑い芸人ゲスト回。しかしコンビ芸人ひとりひとりを主人公は3分ほどでかたづける。ゲストなのに弱い。主人公の仲間のロボが以前につかえていたという設定だったり、あたりまえ体操パートが最後に来たり、キャラクターとして優遇はされているが。
芸人本人が声を演じているわけだが、あまり声が張ってなくて、棒読みに感じる。舞台で演じるような大袈裟な発声にすべきじゃないか。
あと、はじめて姿を見せた黒幕は、マジカルスター咲が変装している予感。声が違うのは変声機か何かを使っているという設定で。
18話は、宇宙空間に巨大な流し台があるビジュアルが意味不明で、というか世界観が意味不明なのにきちんと伏線が収束する物語が凄くて、わけがわからなかった。
『スペース☆ダンディ』のやろうとしていることを、子供向け作品でもっと軽やかに完成させているという感じ。評価基準が自分の中にないので、どういう感想をつければいいのかよくわからない。面白くなかったかと問われれば、見ている間は楽しめたという答えになるが。
あと、主人公が珍しく紫のデッキを使う展開なのだが、変身バンクでわざわざ眼鏡をかけて外す意味にばかり注意が向いてしまい、ほとんどバトルの印象が残らなかった。