法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

「SF映画ベストテン」の集計結果も出ていた

204人が参加し、企画ブログで公開されているランキングは50位まで。
2014-01-01

5位の『トゥモロー・ワールド』は、全体的に偏差値が低めであるこのランキングの中では、異色といってもいい骨太の本格ドラマです。

なんでや2位の『ブレードランナー』もそんなに偏差値低くないやろ!


さておき、私が選んだ作品からランキングに入っているのは34位の『AKIRA』のみ。
SF映画ベストテン〜アニメ限定〜 - 法華狼の日記
ランキングをざっと見たところ、全体としてアニメと邦画の弱さが印象的。最も順位の高いアニメは14位の『WALL/E』で、ピクサーの3DCG映画だ。私も番外として言及したが、正直いって他のアニメ作品を抑える出来とは思えない。
日本の手描きアニメ映画は26位の『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』から。今年のベストテンジャンルを聞いた時に思い浮かべた作品のひとつではあったが、押井作品ばかりに文字数を使うべきでないと思い、番外にすら言及しなかった*1
実写の邦画にいたっては『AKIRA』と同率で34位の『ゴジラ(1954年版)』から。他は42位の『ガメラ2 レギオン襲来』のみ。


1人だけが10位につけた作品をならべる1点映画を見ると、こちらに邦画がいくつか見られる。
2014-01-04
しかし近年の邦画はここにも少ない。タイムスリップSF映画の佳作『サマータイムマシン・ブルース*2くらいか。『ガンヘッド』や『ウルトラマン』シリーズ映画のような思い入れがされる作品ばかりが目立つ。そこで最初のエントリのコメント欄を確認すると、山崎貴監督の『ジュブナイル』を複数人が上位に選んではいた*3
それでも、あえて邦画からSF映画ベストテンを選んでもらえるような時代ではないのかなあ、などと思う。考えていけば『日本沈没』や『妖星ゴラス』といった非怪獣特撮作品群も存在するはずなのだが。
ちなみに私が10位に選んだ『マインド・ゲーム』も入っていた。アニメ映画好きの誰かが選ぶかもしれないと予想していたのだが。

*1:もっとも、監督作品を合計すると8位につけていたらしい。ここはさすがだ。http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20140103

*2:感想エントリをあげたこともある。http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20110830/1314736179

*3:http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20131031