今回は前後半ともにアニメオリジナル。前回SPと映画制作にリソースをとられたか、全体的に作画は今ひとつ。
「ケガワリング」は、くぐると毛深くなるリングを使って、まるで雪男のような姿になる。動物に変身できる「変身リングとカード」と似ている。せっかくならカードがゴリラしか使えないといった理屈をつけて、原作にある秘密道具を使ってほしかったところ。
毛深くなった状態のまま戻れずに右往左往する展開は嫌いではないが、タイムふろしき等の秘密道具を使えないという理屈が不足していたので、あまり説得力を感じなかったのが難。
「クリスマスきらきら大作戦」は食べるとイルミネーションのように全身が光るクラッカーが登場。次回が12月30日なので、一足早くクリスマス回を放映したといったところ。
画面を華やかにするイベント的なエピソードと思えば、これはこれで悪くないとは思うが、それ以上のものはなかったな。あと、パパのピンチが忘年会ネタとして解決されるという展開で、会社の先行きが不安になった。