法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

もはや人間の言葉が通じない

「少数派の意見や権利を守る」「少数派に意見表明の機会を与えたら淡々と採決すればいい」どっちだよ - 法華狼の日記から言及しあった大屋雄裕教授*1の、特定秘密保護法案がらみの言説をツイッターで追いかけ、ひとつの「論理的な帰結」にたどりつくことができた。

まず合意を達成する選択肢を無視し、少数派を切り捨てて結論を出すことを推奨。

生活保護法改定で人が死ぬという話を、反対を見かけないからと左翼の責任にして、誰もが受給資格者になるという想定もできず、他人事のように語る。

そして、あくまで起訴率が意外に少ないというだけの感想から、国家権力の影響が起訴にとどまらない範囲へひろがることを想定せず、犠牲が社会内部でかたよっていたと主張……


少数派の切り捨て、少数派の死の軽視、治安維持法の犠牲者の過小評価、そこから導き出される結論は……!

*1:ツイッターアカウントは[twitter:@takehiroohya]。