法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『スパロウズホテル』第1話 無敵のフロントレディー

主に東映作品を手がけてきたベテランの中村哲治監督作品。ここ2年ほどで増加した3分間アニメとしては、最も画面のクオリティが低くて、見ていて苦痛にすら感じた。
原作は未読だが、インターネット上の画像で確認した範囲*1で考えると、ラフな4コママンガ絵を再現しようとして、絵柄の癖が悪い方向へ強調されてしまった様子。内容も雑多なネタを詰めすぎで、整理されてない。初回は主人公紹介回とわりきるべきだったと思う。
比べてみると『てーきゅう』や『あいまいみー』は、どれほどカオス内容のラフ作画に見えても、アニメーター監督個人のコントロール下にあったとよくわかる。

*1:http://natalie.mu/comic/news/85027ここで紹介されている第2巻の表紙など、主人公の顔の輪郭に対して瞳が大きい癖がよくわかる。