法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

ホラー映画ベストテンの結果発表

washburn1975氏が主催するインターネット企画の集計結果が出されていた。
2012-12-16
洋画邦画の古典新作までまんべんなく入りながら、アニメ作品が50位まで姿を見せないことは残念。
ランキング上位はおおむね著名作でしめられているので、リストを見ていて面白いのは、やはり順不同で1人だけあげた作品や、1点だけ獲得した作品。
2012-12-19
2012-12-18

鈴木清順が2本も入ったり、ドラえもん映画が入ったり(今回、ドラえもん映画は『パラレル西遊記』11点、『アニマル惑星』5点、『雲の王国』1点と3本も入っている)思ってもみなかった作品に出会えるのが、この「1点映画」の面白さですね!

私は『パラレル西遊記』に8点入れたので、他に合計3点になるよう入れた人がいたはず。
『アニマル惑星』が入っていることは納得。ふしぎな霧の中を行くと、動物が文明を作っている星へ行くという導入。そのメルヘン文明の人工性と、裏にただよう不穏な気配。かなりホラー色が強い内容で、隠されていたSF的な真相も一種のホラージャンルに入るもの。
『雲の王国』は審判物の一種として理解できなくもない。ドラえもんが最後に壊れたりと、衝撃的な描写が多かった。
大長編の『ドラえもん』は、他の作品も日常から異世界へ移行する時に、ホラータッチな描写が多い。原作者の趣味があらわれているのだろう。