青山充一人原画回。たしかに世界各地を旅しているのだが、ほとんど資料から起こした背景美術の前ではしゃいでいるだけで、あくまで各国の表層をなでていくような観光にとどまる話。篝ミキ美術監督は大変だったろうし、「聖地巡礼」を楽しんだりと各キャラクターの行動はそれらしかったが。
「フランス、台湾、モンゴル、中国、アメリカ…」という行きたい国の選択も謎。こういうランキングだと女子ではオーストラリアが上位に来るものだが。そういえばアメリカで出てきたのも、数人の「白人」がモブとしていただけで、アフリカ系やアジア系の姿はなかったな。
あと、せっかく世界各地を移動しているのだから、アカオーニが一瞬でプリキュアを探すのではなく、見つけるまで世界各地を必死で飛び回るようなギャグを入れても良かったかも。縁日回との差別化が難しいが。