法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

世話になっている知人の友人の息子の悩み

その息子は、かつてそこそこの大企業につとめていたものの、心を壊して実家に戻ったという*1
そのまま親の収入で生活し、携帯ゲームで時間をつぶして、一ヶ月で数万円も携帯代に消費してしまっていたという。きちんと心療内科へ通うべきではないのかとか、ずっと家にいるならパソコンでインターネットすれば良いのではとか、役に立たない一般論をいうしかなかった。
しかし家族から生活の苦しさを訴えられたりして、とあるコンビニで深夜勤務をすることになったそうだ。1日11時間労働で、収入はいいというが、この時点で何かおかしい。


だが給料日が近づいたころ、息子の疲労を懸念して親が労災病院へ連れて行ったところ、心の治療が必要と診断されたという。だが、つとめている店長に伝えたところ、「あなたの息子と契約しているのだから、親が入ってくるべきではない」とつっぱねられたそうな。
そして息子は行方不明になった。調べてみると家に帰っていたのだが、家族会議をしたところ、店長から小言をくりかえしいわれて、心理的な負担が大きいと訴えた。
しかし親がそれをコンビニへ伝えると、店長は息子を電話で二時間ほど叱責したという。それは心を病むはずだ。
そして店長は親に説明したという。
「私も昔は悪だったが、とある団体に入って立ち直り、立派なコンビニのオーナーにまでなれた。そして息子さんのような若者を助け、たくさん立ち直らせてきた。息子さんがいま感じている感情は精神的疾患の一種だ。しずめる方法は団体が知っている。任せてほしい。ついては、親のあなたも入信してほしい」
店長さん、あんた立ち直ってないよ!


とりあえず、そのコンビニはやめて、アルバイトでいいなら別の職場を探すべきだというしかなかった。もっとも、その店長は「すぐ来たら今回はやめさせないであげる」などと語っているそうだが。

*1:個人情報は、関係性を損ねない範囲で改変している。