前半でロングショットのキャラ作画修正を捨てて*1、後半のアクションに作画リソースを投入。そのジャンルの見所を必ず入れる深夜アニメはけっこう珍しい。どこか日常だけを描く回を入れたりするものだ。
アクション自体のシチュエーションでも、敵に捨てられた少女と司令官や、主人公と親友の協力など、多彩な協力劇が見られた。初回のツッコミどころだった「生きることをあきらめるな」と主張した直後の自己犠牲も、同様のシチュエーションを経験した主人公の解釈がくわえられ、それなりに納得いくところに落としこまれた*2。
かっこつけようとしてつけきれない主人公の姿も適度に息抜きできて、まとまりも良かった。