法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『クレヨンしんちゃん』箱の中身は何でしょねだゾ/『SHIN-MEN』リバースごにょごにょ大作戦!後編

Aパートは展開が面白かった。鍵のかかった謎の箱を開けようとして奮闘するが、結果的に破壊することで中身が現れる。しかし中にも鍵のかかった箱が入っているのであった。
そのまま無駄骨になるオチかと思えば、数字錠だったのでしんのすけの思いつきであっさり開けてしまう。そして出てきたのは「すJ」と書かれた一枚の紙切れ。「すし」と読んだ野原一家は寿司を食べに行くのであった……オチのつけかたがシュールすぎて印象に残った。


『SHIN-MEN』はゆるい作り。前回に続いて末吉裕一郎一人原画だが、けっこう回想も多い。
どちらかといえば、表裏をひっくりかえした靴下が無意識的に直っていた真相が良かった。寝ぼけまなこで靴下を履いたが、感触からか自分のものではないと思ってぬぐ。ずぼらな脱ぎ方なので表裏がひっくり返る。次々に他の靴下も履いていくが、もちろん全て違うので脱ぎ、同様に表裏をひっくり返していく。最終的に最初の靴下を履き直し、今度は表裏が正しくなっているので自分のものと気づく。台詞で説明せず、日常の「あるある」ネタっぽく見せて理解しやすく、好感を持てた。