法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

「良くあるのよね。デマを否定されると思考停止しちゃうパターン。その行為で自己保全を図るっていうのは理解できるのですけどね」

『国が燃える』事件の無反省 - 法華狼の日記に対して[twitter:@Fuwarin]氏の返答があった。下記ツイート一連が関連していると思う。

とりあえず、「そういう考えもありますね」で「FA」*1したいなら、一応「妙なツッコミ」という印象は取り下げるべき。


次に、このエントリタイトルで引用したFuwarin氏の下記ツイートは、私は前回エントリの末尾でも引用した。

今回のFuwarin氏が見せたふるまいは、まさに自身が批判したばかりの態度と同じではないだろうか。せめて、読む途中で「FA」を決めるべきではないだろう。


また、私は「一方的な説」や「事実誤認」とは何か、具体的に問いたいとエントリ序盤で書いた。Fuwarin氏の主張には、それを支える具体的な根拠が欠けていたからだ。
Fuwarin氏の根拠はFuwarin氏しか知らない。根拠を問われて「そういう考えもありますね」とだけ返すのでは、具体的な根拠を持ち合わせないまま風説を流布したと語るに落ちたようなもの。


何より、「そういう考えもありますね」という主張は、エントリ中盤で批判した問題をそのままなぞっている。
『国が燃える』事件の無反省 - 法華狼の日記

「諸説」の詳細な提示がされていない。こういう記述をすれば、それぞれの「説」が持っている妥当性の差異を無視して「諸説が分かれている」と主張でき、ひいてはデマを一つの説として流布させることができるわけだ。「一方的な説だけを取り上げて」という一見すると中立的な批判は、実際にはデマに加担する危険性も大きい。

しかも、あらかじめ私が批判していた態度をなぞりながら、批判をくつがえせるだけの要素が見受けられない。
ログを見ているとFuwarin氏はデマを批判したがっているようだ。その批判対象が「そういう考えもありますね」と返答し、何ら訂正に応じない態度を「FA」として選んだ場合を想像してみてほしい。


ついでに、今回の話題の後で下記のようなツイートも投下している。

引用されているニュースは下記産経新聞記事。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111012/kor11101223440006-n1.htm

 【ソウル=加藤達也】元慰安婦を支援する団体が12日、ソウルの在韓日本大使館前で開いたデモに社民党服部良一衆院議員(比例近畿)が参加した。服部氏は「野蛮な行いをしながら公式な謝罪をしていないのは、日本の国会議員として恥ずかしい。帰国したら慰安婦問題を広める」と発言。「闘うぞ」とのシュプレヒコールを上げた。

 服部氏は産経新聞の取材に「以前から関心があったので参加した」と話した。

 この集会には2003年、民主党岡崎トミ子国家公安委員長が参加し、問題視された。

ツイートでFuwarin氏が自身の心理描写として使っている画像を下記に引用する。

さて、成長していないのはどこの誰なのか……


あと、Fuwarin氏が管理している情報サイトのプロフィール欄に下記のような文章が並んでいることを指摘しておこう。
ガベージニュース

・商業誌の歴史系、軍事系、ゲーム系のライターの長期経歴あり。特にゲームと歴史系(架空戦記)では複数冊本名での出版も。
・以前の経歴の関係上、軍事、歴史、ゲーム、ゲーム情報誌、アミューズメント系携帯開発などに強い。

少なくとも日本の近現代軍事史、特に日本国の戦争責任が問われるような題材については、とうてい強いとはいえないようだ。

・目指せJounablogger(ジャーナブロガー)。

目指してほしい。

*1:おそらく「ファイナルアンサー」の意だろう。