いわゆるツンデレな展開だが、これまで何度も何度もデレデレになっていただけに、ツンがさっぱツンに見えないという。あと、新プリキュア登場という重要な展開なのに、アクションがいつものように終盤に押していたため、ピンチを描く時間が足りなくて新プリキュア登場によるカタルシスも薄かった。
まあ、変身した自分にとまどった新プリキュアが戦いの場から逃げ出すという珍しい展開に繋がったので、それなりに意味はあったと思うが。
あと、偽者ということを知らせるためのアイテムになっていたペンダントが壊れ、裂けるようにして新プリキュアが現れる演出は良かったかな。
作画はいつも以上に安定していた。作画監督は上野ケン。
さらに境宗久シリーズディレクターによると、新プリキュア関連は佐藤雅将が多くを手がけているとのこと。
演出は小川孝治。屋根伝いに逃げている場面で、曇り空とともに建物の列で舞台の広がりと新プリキュアの孤独さがよく表現されていたように思う。
