法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

態度だけではなく内容も批判してほしい

感受性が強すぎるのはいいけれど - 法華狼の日記に対すると思われるツイートへ応答しておく。
結論からいうと、[twitter:@hate_sayo]氏は自分だけが批判されることに納得がいかないという話しか言っていないと思う。

一つ目のツイートについて。
まず、検索しても「安部武宜」の意味はよくわからなかったが、「81式」はfurukatsu氏のことらしいとわかった。しかし、ここで他者を引き合いに出す必然性がよくわからない。論争したこともある私を批判するためでも説明不足すぎるし、関係ない話でfurukatsu氏を引き合いに出して低評価しようとしたのであれば、あまり誠実ではないと感じるよ。
本題について、「すぐ反射」などと時間の短さに意味を見いだしたのだろうか。しかしplummet氏は下記エントリでとりあげたような主張を行なっており、もし時間をかければ批難の理由とされうる。
plummet氏の時間感覚が謎すぎる - 法華狼の日記
時間をかけた応答へplummet氏が低評価をくわえたことに対し、すぐ反射しなかったことをもってhate_sayo氏は私を擁護してくれるだろうか。
「私怨深い」と評価することに何の意味があるのかも、よくわからない。批判が仕事や道義的責任にふくまれるような立場を例外として、、批判は究極的に全て「私怨」が根底にあるだろう。他者批判の責任を負うことを意識するならば、私怨という自覚が必要という考えすら可能だ。


二つ目のツイートも一つ目と同様だ。私は誤りと思ったことの全てを批判してきたことはないし、他者にも批判を求めたりはしない*1
ブログのコメント欄に対する書き込みはできるだけ応答しているが、応答しなかった例もあるし、応答が義務でないことも表明している。逆に、JSF氏のブログコメント欄に対しても、ほぼ全面的に自由な書き込みを行わせていることで、個々のコメントに対する責任はないと明言したことがある。
もちろん、はてなスターはてなブックマークに対しては、私が管理すべきことではないという意識がある*2。私に対する否定肯定にかかわらず、コメントへ個別の応答をしないことが多い。
たとえば下記はてなブックマークに「はてサ」というタグを用いたコメントがあるが、ことさら私は言及しなかった。元エントリはhate_sayo氏に対するエントリで言及したことがあり*3、私が常に全ての「はてサ」というくくりへ応答しているわけではないと気づく機会はあったはずだ。
はてなブックマーク - 日本は「重武装」のコスタリカに学ぶべき - 法華狼の日記
もちろん別の場面でも、私に対する批判へ応答しないことは少なくない。今回にhate_sayo氏のツイートへ反応したのは、私もかかわっていたと思われる出来事であり、おそらく具体例を記憶していて説明できる者が他にいなかっただろうとも思ったからだ。
普段から反応が少ない場面で反応しないことと、当事者として批判対象に入っている可能性がある主張に反応したこと、それだけのことから「わかりやすいし面白い」という感想が出てくることが不思議でならない。


三つ目のツイートについては意図がよくわからない。二重に好意的な解釈をするなら、ねぎらいの意味だろうか。ただ、一つ目のツイートにも関連している話でもあるので簡単に書いておく。
実は私はJSF氏のブログやツイッターを追いかけているわけではない。インターネット上の有名人かつ興味の範囲が重なっているので、能動的に探さなくても、はてなブックマークリツイートで見かけることがあるだけだ。そして見かけて異論を持っても、わざわざ表明しないことが多い。最近の言及というと下記エントリだろうが、JSF氏個人が批判の焦点ではないし、ねぎらいの意思まで表明している。
自覚的な反原発教と、無自覚な原発狂信と - 法華狼の日記
plummet氏については、問題意識が重ならないのか、ほとんど見かけることがなくて最近は異論を表明したくなったこと自体がない。
今回のhate_sayo氏に対しても、はてなブックマーク経由で見かけただけで、特にツイッターを読んでいるわけではなかったりする。私に言及されることが嫌なら、ツイッターを非表示にすればいいし、はてなブックマークに反映されるような行為は避けることが気づかれにくくするため重要だろう。


結局のところ、hate_sayo氏は今回も根拠を示せていないし、実態にも合っていない。
それどころか「すぐ反射」「私怨」といった主張の妥当性とは無関係なことばかり語り、「マジメな話で返す」といいながら自分以外の問題を持ち出すばかりで自分自身の問題には釈明すらしない。
反論自体は歓迎したいのだが、態度だけでなく内容に反論できるよう努力をしてほしい。

*1:個人ではない国家等は別。

*2:非表示選択が可能になった現在では、異なる意識を持つはてなユーザーもいるだろうが、元コメントを削除することはできないし、ユーザー個々のブックマークで非表示コメントを確認することもできる。

*3:http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20110209/1297269826