法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

フィギュアスケートでまた現状一位のキム・ヨナが叩かれているのはいいのだが

今回、無謀に難しい技をねらって失敗したキム・ヨナが、ノーミスの安藤美姫より点数が高いことに釈然としていない感想をインターネットで散見した。
しかし冬季オリンピックの時は、難しい技に挑戦して失敗した浅田真央が、ノーミスでも簡単な技だけだったキム・ヨナよりすごいという主張が多かったという記憶がある。
もちろん上記は狭い観測範囲を見ただけの体感的な印象論にすぎず、熱心なフィギュアスケート愛好家ならば相応の論理がきちんとあるのだろうとは思うが……
http://alfalfalfa.com/archives/3115019.html
……「チョン」などと嬉々として書き込み、それがまとめられている風景などは、正直にいってさもしさしか感じられない。


あと、ミスの有無だけで点数が決まるかのような書き込みは、全体のミスを防ぐためにあえて点が低くなるとわかっている構成を選んだ安藤美姫にも失礼ではないか。
http://mainichi.jp/enta/sports/general/figure/news/20110430k0000m050105000c.html

これまで、後ろのループは3回転を跳んでいたが、「失敗すると分かっていた」と回避。ジャンプの基礎点は下がるが、冒頭で失敗してその後に影響することは避けたい、との判断だった。これが奏功。その後はスムーズに演技が進み、ジャンプをすべて成功させると、「ミキティスマイル」で優雅にステップ。「お客さんと目が合ったので、自然と笑顔になった」と観客に感謝した。