法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

ツイッターが公開されていることを意識できない人の多さが理解できない

なんだか、インターネットの「炎上」を肯定する人間みたいな物言いで、自分でも嫌になるが……しかしコラム記載で困った漫画家は別としても、sionsuzukaze氏らはidコールを求めたり議論をおそれて引きこもる態度を批判していたのではなかったか。


何の話かというと、[twitter:@sionsuzukaze]氏と[twitter:@decocooln]氏のツイッターで公開しているやりとりだ。

ちなみに、私がdecocooln氏へ言及したのは短縮リンクで示されているリンクをふくめ、2度だけ。しかも紹介されているエントリは、あくまで先に書いたエントリの補足でしかない。「粘着された」が粘着質な文章という意図という説明されれば、主観評価なので否定しようはないが。
人類月着陸の事実さえ「今でも議論の最中にある」 - 法華狼の日記
語るに落ちた漫画家と、被害者を無視する人々と - 法華狼の日記
しかしどちらもコメント欄まで読み返したが*1、私はdecocooln氏へ「消した」「逃げた」といった類いの評価を行ってはいない。
「批判も閉鎖も過剰反応ではないだろうか」と評価したのは、decocooln氏に対してではなく、とりあげたコラム記事に対してだ。
逃げたといった評価は当該エントリで誰に対しても行っておらず、誤読しようがないと思うのだが。あるいは6月26日エントリの(2008/07/08 00:15)で私が書いた「逃げられる可能性」を読み違えたのかもしれないが、それは引用符を用いているようにあくまで引用文であり、私は「なるほど、おっしゃりたいことはわかりました」と否定も肯定もしないが私自身の意図とは異なっていることを表明したつもりだ。

パールハーバー南京大虐殺の後継である政府省庁」という表現を「こうした今でも議論の最中にあるような内容に関する、扇情的な表現」と評することは、実在性の議論はすでに終了した戦争犯罪に対する事実誤認だという私の主張は、それほど難解な読解ではないと思うのだが。

「補足」はおそらく「捕捉」のことだと思うのだが、色々ツイートした最後の最後に願うとか……普段からツイッター全体を見て最新順にツイートをながめるとかしていない限り、遅すぎると思わないのだろうか。
そもそも昨日の今日で公開しているツイッターから言及対象者へあててツイートし、しかも本人である私のブログへリンクまではりながら、捕捉されないですむだろうと思える理由がよくわからない。なぜ非公開のツイッターSNSやメールで書かないのだろう。あるいは、しばらく時間を置いてから本人に気づかれないよう仄めかしながら反論したりしないのだろう。
本当にもう先日からツイッターの非公開機能を使わない理由がわからない。


……なお、正直にいえば、ネタは折にふれて書いているつもりだが、流行のパロディを除いて受けがとれてないことは事実ではある。実のところ、decocooln氏に言及したエントリのコメント欄で「(失礼)」な「ネタ」半分のコメントも書いているので、むしろ真面目に批判するように求められてもおかしくないと思っていた。
それにしてもdecocooln氏も、少なくとも今回はネタで受け流せていないのに、真面目な批判*2をされた時にネタ精神を求められても、という気もするのだ。

*1:今回の本題ではないが、6月26日のコメント欄で、自分が自衛隊を「暴力装置」と呼んでいたことなど忘れていた。

*2:私自身の評価ではなく、sionsuzukaze氏らの私に対する態度の評価を受けたもの。