法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『バトルスピリッツ ブレイヴ』第10話 宿命のバトル!太陽龍VS月光龍

ライバルのバトルジャンキーぶりを前にすると、それだけでは駄目だと説教する主人公ダン。作中でも指摘されているように前作のダンを思い出させる主張だが、自覚する台詞を吐いているように今作はダン自身もバトルジャンキーだったからな……しかもカード販促アニメでカードバトル以外に目を向けろと主張するのは、それが正論だとしてもどうなんだろう。
そんなアレコレを吹き飛ばすように結局バトルへのめりこんでいく物語が、カードバトルアニメとして熱かったことも確かだが、新カードのお披露目で決着がついたので消化不良な感もある。カード知識がある者が見れば別の感想があるだろうとも思うが、アニメだけ見ている者からすると最後の決着くらいは以前に作品で描写された特性をいかしてほしいと思う。


キャラクター作画がハイライト多めで、良く整っていた。表情の変化も細やかで良い。「アニメNewtypeチャンネル」の番組表などで確認すると、今回の作画監督は第2話と同じ澤田譲司なのだが、どうも見覚えがない。……っていうか、トランスアーツの澤田譲治の誤記もしくは別名義か。第2話と同じくトランスアーツ制作協力回だし。